カフェのアイテムは旅をする。

07 May 2021

京都府福知山市にある「UNBIRTHDAY COFFEE」を営むkskさん。公務員の保育士として10年働いたが、「ワクワク」を求めてカフェのオーナーに転身



CONCEPT

otii®︎は、日常の中にあるちいさな"旅"に焦点をあて、「あなたと”旅”を繋ぐウェア」をコンセプトとしたコレクションをスタートします。

otii®︎における"旅"とは従来の言葉の意味とはやや異なり、"日常と非日常を往来すること"です。馴れ親しんだ日常から少し離れて、自分を見つめ直す時間を持つこと。旅行はもちろん、読書や運動、隣町へ出かけることすら"旅"であるとotii®︎は考えます。

そんなotii®︎が手掛ける
インタビュープログラム『your solo trip』。
otii®︎の理念に共感してくれたゲストに、
”旅”をテーマにお話を伺いました。

 

豊島 七海

ここに七海のプロフィールが入ります。ここに七海のプロフィールが入ります。ここに七海のプロフィールが入ります。ここに七海のプロフィールが入ります。

カフェのアイテムは旅をする。

 

元「異端児の保育士」はカフェオーナーとなり、旅をしてきたアイテムでコーヒーを提供する

 

京都府福知山市にある「UNBIRTHDAY COFFEE」を営むkskさん。公務員の保育士として10年働いたが、「ワクワク」を求めてカフェのオーナーに転身しました。

子どものころから「保育士になりたいなあ」と思っていたし、実際に保育士の仕事はとても楽しかったです。僕の場合、歌の時間とかも童謡だけではなく、ドラマの主題歌を歌ったり、替え歌を作ったりしてました。子どもたちがはしゃいでいるのを見ているのも面白かったです。

けど、10年くらいたったころ、社長業をしている知り合いも増えてきたんです。公務員で安定した給与とかも悪くないんですけど、周りの人たちをみると「ワクワク」しているように見えました。「こういう生き方をしたい」と思うようになっていました。

ーーーーしかし、すでに結婚していて子どももいたkskさん。奥さんから反対などはあったのでしょうか?

家族とはいろいろと話しましたね。家族は僕のやりたいことを認めてくれましたし、僕も「絶対にお金は稼ぐ」と決めました。それは宣言しましたね。それもあったので、インスタにもアップしていたランドクルーザープラドは、お店を始めるときに売りました。

ランドクルーザープラドは、kskさんがキャンプでも使用していたお気に入りの車でしたが。

ランドクルーザーのルーフテントは特にこだわりましたね。「アドベンチャーキングス」というオーストラリアのテントなのですが、それを北海道のお店から取り寄せました。僕はそこに「旅」を感じているんです。実際にキャンプに行ったり、旅行に行ったりすることも好きなのですが、僕は「出会い」や「ストーリー」が旅だと思っています。あのルーフテントがあれば映画の中や、写真集の世界を旅しているような気分でした。

まあ、「人とかぶりたくない」って思ったので買ったところもありますが(笑)。

ランクルは、インスタのフォロワーさんに売りました。僕はカフェを経営するので、旅行に出ることが難しくなります。けど、僕がもっていたランクルは旅を続けますよね?

カフェのアイテムもそんな感じで旅をしてきたものが多いです。

ーーーー特にこだわったアイテムは、どれでしょうか?

一番こだわったのは、コーヒーケトルですね。どこの国かは分からないのですが、アジアっぽいカフェで、おばあちゃんのバリスタが、モナークメソッドのケトルを使っていたんです。その写真を見たときは「モナークメソッド」という名前を知らなかったのですが、ずっと気になっていました。けど、そのケトルがどこにも売っていないんです。

 

ーーーーそこで諦めたりはしないのでしょうか?

そんなときは意地でも探しますね。一度欲しくなると、どうしてもそれが良くなるんです。あのケトルにストーリーを感じたんでしょう。探しているうちに、「モナークメソッド」という名前を知り、似たようなケトルが写っている写真があったらチェックするようになりました。

そしたら、岡山のカフェのインスタに、チラッと実物が写っていたんです。すぐに連絡をとりましたよ。そしたら「予備が一つだけある」と返事をもらいました。

現在そのコーヒーケトルは「UNBIRTHDAY COFFEE」に欠かせないアイテムになりました。

値段も調べずに買ってしまったら、4万円もしました(笑)。けど、まったく後悔はしていません。

届いた瞬間からビンテージ物で、中身も使い込んだ感じがあったのですが、そこがいいんです。「いつから倉庫にあったんだろう?」ってついつい考えちゃいます。

このモナークメソッドもオーストラリアで生産されたみたいなのですが、そこから岡山の店舗に行き、京都の福知山市にたどり着いた。立派な旅人です。

一緒に働いているバリスタの子にも、このケトルを使ってもらっています。

旅をしてきたビンテージ物に囲まれる毎日ですね。

僕がよく着ている服も、古着とかが多いです。今日(取材日)に着ていた服も、ロシア製の古着です。ロシア製のミリタリージャケットとかも買いましたね。

キャロウェイさんが着ていたみたいで、名前が書いてありました(笑)。

そういうのを見ると、「この服はどういう旅をして来たのだろう?」って考えますね。「キャロウェイさんは軍隊でしごかれたかな?」とかも考えたりもします。

そういうところで、実際に旅に出るよりも、旅を実感できます。

 

ーーーー「UNBIRTHDAY COFFEE」を旅人のサードプレイスにしたいと伺いました。

お店を出して苦労はありましたが、インスタをやっていたこともあり、香川や岡山からもお客が来てくれるようになりました。実際に旅をしている人が、お店にはよく訪れてくれますね。

僕は「出会い」とか「ストーリー」が旅だと思っているので、それは素直にうれしいです。旅って特別なものじゃなくて、近くにキャンプに行くとか、カフェに行くのも旅ですよね。僕は近くの海でぼーっとするのも大好きです。

大事なのは出会いとストーリーです。インスタグラムに関しても、その感覚を大事にしています。

インスタのフォロワーは1万3千人ですが、写真にはどういうこだわりがあるのでしょうか?

たとえば、キャンプに行って「ただ楽しかった」という写真を撮っても「良いな」という感じはしないんです。実際に旅をしていても「旅感」みたいなものはなかなか出ません。

僕の好きな映画や写真に影響されているのかもしれません。

音楽に関しても、ジャンルは問わないのですが、気持ちがいいものとそうでないものがあります。映画だと岩井俊二監督の作品が好きなのですが、写真にも影響されているのかもしれません。

表現の方法として、僕は写真がとても好きです。

自分が作った映画を見てもらうみたいな感じです。旅だったらロードムービーみたいなものでしょうか?キャンプの写真にも、旅感が出るようにしています。

 

ーーーーキャンプで感じた旅感とはなんでしょうか?

そもそもキャンプを始めたとき、一緒に行っている方々の自己表現の仕方が好きだったんです。旅で自分を表現している感じとでも言いましょうか。

最初にルーフテントに凝ったのも、その影響だと思います。

物にこだわっていたり、過ごし方にこだわっていました。その個性の表現方法がキャンプに表れていて、「とてもいいな」と感じたのです。僕の旅感の始まりってそこだと思います。

今は店という表現をしていて、その毎日の中で、写真を撮ったり、お客さんが会いに来てくれたりしています。毎日が出会いの旅だと言えます。

人と人をつなぐことは、とても楽しいですよ。




 

[ GUEST ]
NAME : Keisuke
INSTAGRAM : @ksk_crony
AGE :
AREA : Kyoto
JOB : cafe owner

[ INTERVIEWER / WRITER ]
NAME : Nanami
INSTAGRAM : @nn.m___
AGE : 23
AREA : Tokyo
JOB : otii®︎ MD

 

 

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