ニュージーランド→長野県白馬村→カナダ。 長い旅の末に掴んだのは人生の楽しみ方。

08 August 2021

デザイナー、インフルエンサーとして活躍している岡田みづきさん。24歳のときスノーボードに出会い、そこから長い旅を始めます。

CONCEPT

『小さな旅の記録~your solo trip~』<インタビュー連載>

 

"旅"をコンセプトに開発された「solo trip collection秋冬」のアイテム達を

記念して、新たなプロジェクトが始動。

otii®︎の理念に共感してくれた沢山のゲストに、
"旅"をテーマにお話を伺いました。

馴れ親しんだ日常から、ほんの少しだけ離れてみる。
たったそれだけで、そこには「小さな冒険」が溢れていました。

 

岡田みづきさん
医療事務の仕事に従事後、スノーボードの競技者として活躍。現在はスノーボードをこよなく愛するDTP・WEBデザイナーとして活躍中。

ニュージーランド→長野県白馬村→カナダ。長い旅の末に掴んだのは人生の楽しみ方。 

ーーーースノーボード・インフルエンサーとしても活躍している岡田みづきさんですが、学生時代からアクティブな方だったのでしょうか?

全然違いますよ。学生時代は遊ぶことに必死でしたし、今みたいな仕事をする前は、医療事務をしていたのですが、たぶん・・・、目が死んでました(笑)。一応、スノーボードは高校時代に校外学習で一度やったことはあったけど、ハマってはいませんでしたね。けど、社会人になって友達が増え、スノーボードに行く機会が増えると、ちょっとずつ自分が変わっていくことに気づいた感じです。なんか、少しずつスノーボードがうまくなっているのが分かるんです。転んでも楽しかったし。

 

ーーそのころから変わっていった感じですか?

そうですね。年も年だったんで、本気で競技に打ち込むか迷ったんですけど、「どうしても上手くなりたい」と思って、ニュージーランドに行くことにしました。その前まで、自分が何をしたいのか分からなかったのですが、「これかな」と初めて思えたんです。

 

ーーーーけっこう大きな決断だったのではないでしょうか?

どうしても上手くなりたかったし、スノーボード界に憧れの人もいたんです。広野あさみさんです。かわいくて、美人なのにすごくスノーボードが上手で。そのコーチもしていた坂西翔さんが「ニュージーランドのアクティブキャンプで教えてくれる」と知ったので申し込んじゃいました。 

 

ーーーービックエアー・スロープスタイル競技で平昌オリンピックにも出ていた「広野あさみさん」ですね。

はい。実はニュージーランドのアクティブキャンプ中、一緒に滑ったんです。アクティブキャンプのプログラムでいろんなゲレンデに移動するんですが、たまたま広野さんも練習しているところに出くわして・・・
コーチの坂西さんはあさみさんとも仲良く、一緒に滑ることになったんです。

 

ーーーー緒にやってみて、どうでしたか?

全然、違いました! スロープスタイル競技の中に、スノーボードでレールに乗ったりするジブって動きがあるんですが、その動きが本当に軽やかで、空を飛んでいるみたいなんです。
普通だったらできない体験や、出会いがあって、「自分が知らなかっただけなんだな」と思うようになりましたね。
こういう夢みたいな環境っていうものがあるし、「自分が変わることができる」っていうことも最初のニュージーランドで知ったと思います。


 

ーーーーそのあとはどうされましたか?

本気で競技者として打ち込むために、長野県の白馬村に住むことにしました。夜は居酒屋で働いて、帰ってきてすぐに寝て、次の日6時に起きて練習する。そういう生活を3年間続けました。3年間は打ち込むと決めて、練習とアルバイト以外は何もしなかったです。

 

ーーーー大会等では結果を残すことができたでしょうか?

全日本にも毎年出場していたのですが、3年目に大けがをしてしまったんです。
1年目、2年目と違って、新潟での初めての大会でした。悪天候で風も強くて、何度も大会進行が止まったりしていた中だったので難しかったです。「怖いなあ」と思いながら、恐怖心を持ちながらスタートすると駄目ですね。
大けがになってしまいました。前十字靭帯断裂です。

 

ーーーー最後の大会だと考えていたと思うのですが、そのときはどう感じていましたか? 

半年間リハビリをしていて、いろいろ考えました。実は一番考えたのは「楽しむ」ってことです。3年間、練習ばかりで何も楽しんでなかったなって。努力はしたけど、楽しむっていうのにはならなかった。
せっかく白馬に住んでいるんだから、ゆっくり散歩したり、カフェとかに行く時間とかも作ればよかったんですよね。探せばいくらでもあったのに・・・。

ーーーーそれが次の旅、カナダのウィスラーにつながるんですか? 世界一のスキー場とも言われているところですよね。

はい。英語の勉強もしたかったので、ワーキングホリデーを使って、カナダに行くことにしました。
大けがをして、スノーボードを続けるかどうかも考えたんですが、「自分からスノーボードを取ったら何が残るんだろう」って思ったんです。
最初はスノーボードが楽しかったのに、ただ練習するだけになっていたのも違ったなあと感じてました。
もう一度楽しくスノーボードをしたいと思いましたね。

ーーーー実際、カナダに行かれてどう感じましたか?

日本だと、コースが厳密だったり、入っちゃいけないところも多いんですが、カナダだとあんまり規制されてないんですよね。
そこが一番楽しかったし、本来のスノーボードの面白さみたいなものを感じられたところでした。
ゲレンデ内にも、バックカントリーな雰囲気のところがいっぱいあって、手つかずの自然とかがそのままあるんです。
コースも厳密じゃないし、山の裏側からコースに戻ってこれたりして。
そういうところには人もいないし、自然を直に感じられるんです。
現地の方と仲良くなったりして、いいポイントを教えてもらったり。
ジャパニーズレストランで働いていたので、日本人の方とも多く出会ったのですが、志が高い人が多いというか・・・
本当に楽しかったです。

 

ーーーーその旅の先に今があるんですね?

はい。スノーボード活動をスポンサードしてくれる企業様がみつかりましたし、フリーでデザイナーも始めました。
実は小学校とのときから、漫画とか、絵を描くのが好きだったんです。池山田剛先生とか、春田なな先生とか好きで。
そのときは自分でホームページとか作って、漫画を掲載していたのに、いつの間にかそういうことを諦めていました。
けど、スノーボードを通じて変わった気がします。
スノーボードで出会った広野あさみさんも春田ななが好きだったので、その話で盛り上がったんです。そのときにあさみさんを少女漫画風にした似顔絵を描くと、すごく喜んでくれました。
ほかにも、つるの剛士さんの似顔絵を描いてネットにアップしたら、ご本人が反応してくれるし、自分が何かをすれば変わるんだなって感じがします。イラストやデザインの自信にも繋がりました。
たぶん、スノーボードをしていなかったら、旅に出ていなかったら、できる範囲のことしかしていなかったと思います。
医療事務の仕事を続けていたと思うし、今みたいな状態にはなっていないと思います。
いろんなことをしてきましたが、今、とても楽しいです。

小さなひとり旅にでよう。

馴れ親しんだ日々の暮らし、
慌しい日常から離れ、
少しだけ自分の時間を。

通勤の車窓から見えていた海岸線
いつか読もうと埃をかぶった小説たち
もう何年も行かなくなった映画館

いつもより少しだけ遠くへ。

日常から旅先でも。
軽量な一重仕立ての
フリース。

一重仕立てのフリース生地は、非常に軽量で手入れもしやすい為、日常的にご着用いただけます。
襟はハイネックに。襟は折り曲げたり、そのまま立てたり、クシャッと倒してみたりとお好みの雰囲気で合わせてみてください。襟を立てたままジャケットと合わせれば、マフラー要らずで暖かくお過ごしいただけます。

lineup
  • ¥13,200- (tax included)

  • ¥13,200- (tax included)

  • ¥13,200- (tax included)

動きやすさと
シルエットの美しさ。

裾にかけてテーパードするシルエットで、膨らみのある生地を使用しながらもすっきりとした雰囲気に仕上げました。
膝にはダーツを施す事で立ち座りの動作での生地の突っ張りや伸びを少なくし、生地が長持ちする仕様になっています。裾にはスリットを施し、重たい印象を取り除きました。
股下の部分は、ガゼットクロッチを施し、トップスと同様に嵩張りを防ぐために別布に。艶のあるナイロン生地の異素材合わせを、アクセントとしてもお楽しみください。

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  • ¥14,300- (tax included)

  • ¥14,300- (tax included)

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秋冬や、湿気の多い
梅雨時期など、
幅広いシーズンで。

合繊ながら、コットンのようなソフトな風合いとすぐれた速乾性が特徴の生地、『トルードライ®』を使用して作られたカットソーは、吸水速乾性・UVカット性・耐久性を備えており、日常着として快適に着用できます。
やや薄手でさらっとしたドライタッチな風合いを持つニット素材は、これからの秋冬の季節や、春先、湿気の多い梅雨時期など、幅広いシーズンでご着用いただけます。

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  • ¥11,550- (tax included)

  • ¥11,550- (tax included)

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防寒性とデザインの
バランスを意識。

両サイドにジップを配し、スリット仕様に。ジップの開閉で、レイヤードなどさまざまな着方をお楽しみいただけます。
長めのリブにはサムホールを取り付け、防寒にも配慮したデザインに。メンズでも十分に着用できるサイズ感に仕上げています。

lineup
  • ¥13,200- (tax included)

  • ¥13,200- (tax included)

細部のシルエット
に拘った一枚。

otiiのオリジナルスウェットをアレンジした21AWの新作アイテムです。
襟のリブ部分をモックネック仕様に。長めの袖リブはスリットを入れて袖を折ったり捲ったりしやすく改良しました。モックネック 、裾リブ共に角度や配置位置に拘った一枚です。

lineup
  • ¥13,200- (tax included)