すきま時間の、小さな一人旅
17 August 2021

アクティブな趣味をインスタグラムで発信しているYUKIさん。トレイルランニングやロードバイクは、育児や仕事に忙しい日々の中で自分と向き合う大切な時間になっているそうです。
CONCEPT
『小さな旅の記録~your solo trip~』<インタビュー連載>
"旅"をコンセプトに開発された「solo trip collection秋冬」のアイテム達を
記念して、新たなプロジェクトが始動。
otii®︎の理念に共感してくれた沢山のゲストに、
"旅"をテーマにお話を伺いました。
馴れ親しんだ日常から、ほんの少しだけ離れてみる。
たったそれだけで、そこには「小さな冒険」が溢れていました。
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YUKIさん |
すきま時間の、小さな一人旅
ーーーーランニングやロードバイクなどの記録を日々発信されていますが、もともと体を動かすことがお好きだったのでしょうか?
運動は全然好きじゃなかったです。むしろ嫌いな方でした。
学生時代、持久走大会という行事があったんですが、当日の朝は嫌すぎて学校に隠れたりしていましたね。結局見つかって、泣きながら走りました(笑)。
放課後はアルバイトをして、休日は友達とお洋服を買いに行ったり、カラオケに行ったり、、そういう学生生活でした。
ーーーーでは、いつごろから運動を積極的にされるようになったのでしょうか?
結婚、出産のあとからですね。23歳で結婚して、家事や育児に追われているとだんだん自分のことって二の次三の次になってしまって。今3人子供がいるのですが、2人目の出産の後に病気を患ってから、自分の身体や健康のことを改めて考えるようになりました。
ーーーーでも、苦手なことを始める、継続するのは難しいことではないでしょうか。
旦那さんが比較的アクティブな性格だったんです。トライアスロンをやっていて、ランニングを始めたのは旦那さんになかば無理やり連れて行かれたのがきっかけですね。
当時育児が大変な最中だったので、正直「他にもやらなきゃいけないことあるやろ」って思ってたんですけど、、、継続していくと身体の変化を感じる。そこからどんどんはまっていきましたね。
最初は嫌々でしたが、今は旦那さんに感謝しています。
ーーーー今やランニングだけにとどまらず、ロードバイクにもチャレンジされていると伺いました。
はい。ロードバイクってすごいんです。またがった瞬間から始められるから、トレイルランニングとかと違って移動のタイムロスがないし、スピードが出るので短い時間でも結構遠くまで行ける。4時間で100kmくらい移動できちゃうんです。
ーーーー家事や仕事で忙しいYUKIさんにはぴったりのアクティビティですね。
最近は中学生になった娘の部活動のサポートや付き添いで、土日の午後は学校にいることが多いので、ひとりの時間を作ることが難しくなりました。部活が始まる前の午前中が唯一のチャンス。朝6時くらいに出発して、お昼前には帰ってこれるようにしています。
ーーーー時間の制約があるので、不完全燃焼な日もありそうですね。モチベーションの維持が大変そうです。
悔しいけど、制限があるから逆に燃える部分もあります。前回よりも長い距離を走れた!とか、昨日できなかったことが今日はできたという成長の実感を感じられることがやる気につながります。
あとは、目的地を決めたりとか。
ーーーーどこかおすすめの目的地はありますか?
津久井湖に本店がある「ゼブラコーヒー&クロワッサン」はおすすめです。目的地がこのお店なので、通称「ゼブラライド」と呼ばれています。
湖の周辺は山なので坂も多くて走りごたえがありますし、店内にバイクを置けたりとサイクリストに優しいお店なので、トレーニング的な面でもレジャー的な面でもおすすめのコースです。
ーーーーインスタグラムを見ていても、非常にストイックな面も感じます。
昔から、いざ何かを始めると凝り性な性格なんです。昨日の自分を越えていくというか、一歩でも前に進んでいることを実感したいのかもしれません。そのためにも、今日の目標を達成させないと気持ちわるくて。平日は仕事もあるので夜にランニングをしています。
ランニングやバイクに乗る時間は、目まぐるしい日常の中で唯一の「自分のための時間」でもあるんです。
ーーーー平日は夜、休日は朝。合間の時間を使った小さな一人旅ですね。
運動をしている時は、いつも考え事をしています。日頃は家族や仕事のことを考えてばかりなので、逆に自分自身のことについて考えていることが多いですね。日常から離れて自分と向き合うことができるこの時間は、私にはなくてはならない時間です。
[ GUEST ]
NAME : YUKI
INSTAGRAM :@nyan__san
[ INTERVIEWER / WRITER ]
NAME:豊島七海
AREA : TOKYO